CASE
静岡県磐田市 M様邸
シンプル
動画あり お客様の声付き
敷地面積72坪に延床面積32坪のM様邸。
周囲は住宅に囲まれ、1階のどの面にも大きな窓が1つも無く、敷地に対して斜めに建っているちょっと不思議な家は、快適に暮らすための工夫がいっぱい。
玄関までのアプローチ3段は大谷石を採用し、無機質になりがちなモルタルにアクセントとして存在感を演出。
玄関ポーチの土間のワイドは広くし、夜でも映える外構計画は立派な佇まいへと繋がっています。
玄関を入って正面にある縦長の窓は、西側にある玄関からヒカリを取り入れるようにすると、西側の日差しで室内が暑くなってしまうのを防ぐために、中庭を介して玄関にヒカリを届けるように配置。
玄関は畳1枚分の大きさですが、視線が色々なところに抜けるので窮屈さを感じない工夫をしています。
階段上の吹き抜けには南面にFIX窓を配置し、クロスに反射したヒカリが家の中へ届きます。
ただ吹き抜けを設けるのではなく、吹き抜け位置をしっかり計算し、M様邸の場合は2階部分を敷地のなるべく北に寄せることで、南側の家の影にならずヒカリがしっかり届く工夫をしています。
M様邸の一番の特徴は、敷地に対して斜めに家が建っていること…。
それは、ヒカリを部屋の中に届けることと、部屋から空を見たときの工夫の一つ。
中庭の位置はしっかり計画をしないとヒカリが入ってこないため、中庭部分を南にある隣の建物から離して敷地の奥に配置することでカーテンレスの生活が叶いました。
また、斜めにふることで室内から見える景色が隣の家の屋根ではなく、青い空の分量が増えるようになりました。
趣味のロードバイクのトレーニングする場所として設けた部屋は、リビングの温かい空間と一転して木毛セメントの壁でクールな印象に。
将来的には寝室として使うことを見越した部屋を1階に設けました。ライフステージによって用途が変わることのできる部屋は合理的です。
昔の家は玄関が広く廊下がたくさんありましたが、ライフスタイルが変化した今では、廊下で遊ぶこともなく、玄関先でご近所の方とお話しするという事もほとんどありません。
その余分なスペースをカットし居室にあてることで、30坪前後でもライフスタイルにあてはまる事ができるのは、建築家設計の注文住宅ならでは…。
M様のライフスタイルにフィットした、快適に暮らせる家が完成しました。
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