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2022.11.04
S.CONNECT
注文住宅を建てたいけど、費用はどれくらいかかるのか知りたい。
注文住宅で予算を決めたいけど、いくら用意すればいいのかイメージだけでも掴みたい。
できるだけ費用を抑えて注文住宅を建てたいからポイントを教えてほしい。
こんなお悩みにお答えします。
この記事を読むと、スムーズに注文住宅の予算を決めることができ、費用を抑えた注文住宅作りのヒントを知ることができます。
まず注文住宅の費用の内訳が分かり、建築費ごとの注文住宅の紹介でイメージをつけて頂くことができます。
その上で、予算の組み方、費用を抑えて注文住宅を建てるポイントまで解説していきます。
【目次】
1、注文住宅にかかる費用の内訳はこれ
2、建築費ごとの一戸建ての注文住宅のイメージ
3、注文住宅で予算を決める手順
4、費用を抑えて注文住宅を建てるためのポイント
5、まとめ
注文住宅にかかる費用の内訳は、大きく下記3種類に分けられます。
■土地の購入にかかる費用
■建築にかかる費用
■諸手続きにかかる費用
3種類の費用内訳について、下記から詳しく解説していきます。
注文住宅を建てる時、土地を持っていない場合は土地を探して購入する必要があります。
予算の中でも多くの割合を占めるのが、土地の購入にかかる費用です。
利便性がいい場所に家を建てる場合には、土地代を高めに見積もる必要があります。
注文住宅の建築にかかる費用には、基礎工事、内装工事、外装工事、住宅機器設備工事等、様々な費用が含まれます。
建築にかかる費用は、注文住宅の工事を依頼する先によって大きく変わってきます。
大手ハウスメーカーか工務店に依頼をすることになるかと思いますが、一般的に大手ハウスメーカーは費用が高く、工務店の費用は抑えられる傾向があります。
土地や住宅等の不動産を取得する時に、その不動産の所有者をはっきりするために登記手続きを行う必要があります。
この登記手続きにあたって、登録免許税、司法書士報酬がかかります。
諸手続きにかかる費用は注文住宅の総費用の約5~7%ほどですが、忘れずに予算に組み込んでおくことが大切です。
ここからは、建築費ごとの一戸建ての注文住宅のイメージをお伝えします。
注文住宅を建てるためには、複数の項目に予算を割り振る必要があります。ただ、やはり中心となるのは建築費です。
建築費にどれだけの予算をかけるかによって、建てられる注文住宅の特徴は変わります。建築費ごとに、注文住宅の特徴を紹介していきます。
≪1,000万円台≫
注文住宅の建設費用1,000万円台で建てられる家は、「ローコスト住宅」と呼ばれます。
性能は維持しながらも、費用を抑えることができます。
ローコストの理由としては、企画の間取りや、材料の一括購入、人件費の削減等が挙げられます。
≪2,000万円台≫
注文住宅の建設費用2,000万円台で建てられる家は、ローコスト住宅に比べてカスタマイズの幅が広がります。
また、注文住宅のグレードを少しずつ上げることも可能です。
具体的には、システムキッチンをグレードの高いものにする、浴室に最新式の設備を導入する等ができます。
ただし、すべての希望を叶えるのは難しいため、優先順位を決める必要があります。
※弊社の施工事例 2,000万円台
≪3,000万円台≫
建設費用3,000万円台まで予算をかけられるのであれば、ある程度のデザイン、間取り、設備を取り入れた注文住宅を建てることができます。
3,000万円台は、全国で建てられている注文住宅の平均的な建築費用です。
住宅の形は無理にシンプルな四角にする必要がなくなり、デザイン性に優れた外観の注文住宅を建てることができます。
注文住宅では、複数の項目に予算を振り分ける必要があります。
それでは予算はどうやって決めたらいいのでしょうか。
ここでは、注文住宅で予算を決める手順を紹介していきます。
≪注文住宅で予算を決める手順≫
①いくらまで頭金が出せるかの確認
②住宅ローンの借り入れ可能額と月々の返済額の確認
③予算を土地代と建築工事費用に振り分ける
下記から一つずつ詳細の紹介をしていきます。
頭金とは、住宅ローン以外で準備するお金のことです。
自分の貯金、親の資金援助等がこれにあたります。
頭金が少ないと住宅ローンで費用を賄わなければいけなくなります。
頭金は多ければ多い方がいいですが、いざという時に必要な生活費やこどもの教育費等でなかなか捻出するのが難しいもの。
おおよその目安ですが、建てたい注文住宅の総額の20%以上、少なくとも10%は用意した方がいいと言われています。
いくらまで頭金が出せるのか決まったら、次は住宅ローンです。
住宅ローンの借り入れ可能額と、月々の返済額の確認を行います。
住宅ローンの借り入れは、無理な返済計画にならないようにすることが大切です。
一般的には、住宅ローンの年間返済額は、年収の25%以内に収めることが安心だと言われています。
また、現在賃貸住宅に住んでいる方は、家賃を目安に毎月返済額から総借入額の計算をすることもできます。
住宅ローンの返済はおよそ30年前後ですので、定年までに完済できるかどうかの確認も必要です。
頭金と住宅ローンの金額が決まったら、最後に土地代と建築工事費用の振り分けです。
土地代と建築工事費用は、実現したい家づくりのためにバランスよく振り分けることが大切です。
住みたい場所があり、それが都内や便のいい場所の場合には、土地代もかかることでしょう。土地代をかけすぎて、建築工事の費用が少なくなってしまい、満足できる家づくりができなかったというのは失敗例として多いです。
二つの費用をバランスよく振り分けて、実現したい家づくりを実現しましょう。
※弊社の施工事例
注文住宅での家づくりの費用は、費用を抑えられるのであればそれに越したことはありません。
ここからは、費用を抑えて注文住宅を建てるためのポイントをお伝えしていきます。
≪費用を抑えて注文住宅を建てるためのポイント≫
■シンプルな外観にする
■間取りを少なくして壁を少なくする
■水回りを一か所に集中させる
下記にそれぞれの詳細をお伝えしていきます。
費用を抑えて注文住宅を建てるには、シンプルな外観にすることです。
複雑な形状の住宅は、外壁の面積が多くなり、建築の手間もかかるため人件費も上がるので費用が高くなります。
出来る限りシンプルな四角い外観にすることで、必要とする壁の面積を減らせますし、人件費も抑えることができます。また、屋根もできるだけシンプルにすることでコストカットができます。
間取りを少なくして壁を少なくすることも、費用を抑えて注文住宅を建てるためのポイントです。部屋数を多くするとそれだけ壁が必要になりますので、その分の費用がかかります。できるかぎり壁を少なくすることで、費用の節約ができます。
費用を抑えて注文住宅が建てられるばかりではなく、広々とした室内空間ができるため風通しが良かったり、陽当たりが良かったり等のメリットもあります。
水回りを一か所に集中させることも、費用を抑えて注文住宅を建てるためのポイントです。
トイレは1階、キッチンは2階など、水回り設備が分散されていると配管設備が複雑になるため、費用が高くなります。
水回りは一か所に集中させることで、配管工事費を抑えることができます。
※弊社の施工事例
ここまで、注文住宅の予算決めとイメージ、注文住宅を費用を抑えて建てるポイントまでお伝えしてきました。
この記事が、あなたの家づくりの参考なれば幸いです。
私たちは、静岡県に拠点を構え、浜松市や湖西市、豊橋市エリアでこだわりの注文住宅を建てています。
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