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2018.11.06

工務ブログ 透湿防水シート

田中 剛

田中 剛

こんにちは!工務部の田中です。

今日は透湿防水シートについてです。

 

透湿防水シートとは外壁材を施行する前に構造躯体を覆うシートです。

名前の通り室内から壁の中に侵入した湿気は、外に排出し、
外からの雨は通さないという優れた性能を持つシートです。

 

よく通る道で他の工務店さんや大工さん、ハウスメーカーさんの物件が着工するとどんな家が建つのかな?そろそろ上棟かな?と通るたびに変化する現場が楽しみの一つです!

 

上棟し、屋根葺、サッシ取付、透湿防水シート施行まで完了していた物件がありました。

通りかかるたびに見ていたのですが

1週間後、変化無し

1ヶ月後、変化無し

約2ヶ月後職人さんが外壁工事を始めていました・・・

 

いくら防水シートといっても普段は外壁に覆われた雨、風、直射日光が当たらない構造躯体に張るように作られたものです。

 

このように長いあいだ放置されていると

紫外線による劣化、強風の際はシートが破れる恐れがあり心配です・・・

たまーにこのような防水シートを施行しずっと外壁工事が進まず放ったらかしの現場を目にします・・・

 

心当たりのある方いますか?

営業、工事担当者に聞いても「防水紙なので防水上問題ありません。」などと返ってくると思いますよ!

 

ちなみにエスコネクトはタイベック  ハウスラップという透湿防水シートを使用しています。

このタイベックは防水性能を業界最長の20年保証しています!

その他メーカーはだいたい10年保証程度です。

サイティングのコーキングがきれ始めるのが10年程度と言われています。

10年の保証ですと外壁裏へ水が入り始める頃には性能保証切れなんてこも・・・

 

またタイベック の20年保証の免責事項には

外壁取付け前に2ヶ月を超えて屋外暴露された場合

とあります。

2ヶ月放ったらかしだったら保証はしませんよってメーカーが言ってます。

性能保証ができないって事は劣化の恐れがあるって事ですよね。

引渡し前から外壁防水層は保証切れって事です。

 

怖いですよね。

 

また梅雨時期などで工期が遅れても防水シート施行から2ヶ月以内には外壁工事は終了します。(まともな会社さんなら)

ちょっと長くなってしまったので次回続きを書きます。

 

これから家づくりをはじめる方は会社選びのものさしの一つになればなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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