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2020.11.09
古橋義一
こんにちは!
工務部の古橋です。
今回は、勝手口の有無についてお話いたします。
昔は勝手口が、当たり前のようについていました。現在は、間取りやデザインに
よってついたりつかなかったり、減少傾向にあります。
なぜ減ってきたかといいますと、上記でもあげましたが、現在は間取りが
LDKを一体で作るなどあまり区切らず、広く開放的な空間にしてリビングだけでなくキッチンも快適な空間にするという考え方が主流です。
その一方、昔の家はキッチン(台所)が独立していて北側など奥まった場所に
作られ、居間を光の当たる南側に作るという間取りがほとんどでした。
くつろげるスペースと、家事をするスペースが区切られていたんです。
そのため、そのままキッチン(台所)に外から直接出入りできるというのは
結構重要な意味を持っていました。
ゴミを出すのもそうですし、外で買ってきた食料品を勝手口を通じて台所へ運ぶなど、キッチンの出入り口という役割が大きかったんです。
このように、以前は玄関は面の出入り口、勝手口は家事用の裏の出入り口というように明確な役割を持っていました。
一方、現在になるとキッチンもLDKという名前のように独立して作るのではなく、リビングと一体で作られることが多くなりましたし、独立キッチンにする場合もすぐ近くにダイニングやリビングを配置しますし、明るさや快適性なども配慮したキッチンにするのが一般的です。
昔のようにキッチンが独立することが減ったので、勝手口の重要性も以前よりは少なくなっているんですね。
生活スタイルによって、つけてみるといいかもしれませんね。
勝手口が必要か迷った場合、まずは勝手口が必要な生活かどうか検討してみる。
そして勝手口が必要な場合、その用途に合った間取りになっているかどうか。
これが使いやすい勝手口を作るときのポイントなんです!
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