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2024.10.29
S.CONNECT
注文住宅を建てる際には、工務店の担当者と何度も打ち合わせを重ね、理想のプランを作り上げていきます。打ち合わせ内容は家の完成度に直結するため、施主と建築会社がしっかりと共通認識を持って進めることが大切です。
しかし、初めての家づくりでは「打ち合わせは何回必要なのか」「何を話すべきか」と、イメージが湧きにくいこともあるでしょう。
この記事では、注文住宅の打ち合わせ回数や内容について詳しく解説します。また、打ち合わせをスムーズに進めるためのポイントや、事前に確認しておきたい重要事項もご紹介していますので、理想の家づくりに役立ててください。
【目次】
・注文住宅の打ち合わせ回数は13〜20回
・注文住宅の打ち合わせをスムーズに進める3つのコツ
・まとめ
注文住宅を建てる際の打ち合わせは、大きく以下の3つの段階に分けられます。
それぞれの段階での打ち合わせ回数に厳密な制限はなく、合計で13〜20回ほど(当社※エスコネクトの場合)行われます。
なお、エスコネクトは業界内でも打ち合わせ回数が少ないほうに属するため、別の工務店に依頼した場合は、本記事で紹介する回数よりも多くなる可能性があります。
ここではエスコネクトの事例をもとに、各段階での打ち合わせ回数と内容について詳しく解説します。
施工前の打ち合わせは、予算や希望をもとに「どのような家を建てたいか」を具体化していく重要な段階です。そのため、打ち合わせ回数が多くなる傾向があります。
エスコネクトの場合、契約前の無料相談から施工前まで7~8ヶ月ほどかかり、その間で平均10~15回ほどの打ち合わせを行います。打ち合わせ場所は主に当社の店舗やモデルハウスで、1回の打ち合わせは2~3時間程度です。
施工前の打ち合わせの期間には、アドバイザー・建築家・コーディネーターと共に以下のような内容を決定していきます。
お金に関すること | 資金計画
・希望を詰め込みすぎて月々の支払いが負担にならないように ・予算を抑えすぎて後悔しないために |
家づくりのこと | ・間取り(部屋数や配置、動線など)
・内装(全体のテイスト、壁や床、建具の素材・色、照明など) ・設備(キッチンやトイレ、バスルームなど) ・外装(外壁や屋根材など) ・外構(門やフェンスなど) |
注文住宅の施工が始まると、打ち合わせ回数は比較的少なくなります。エスコネクトの場合、施工からお引渡しまでの4~5カ月の間に2~3回程度の打ち合わせを行います。
打ち合わせは主に店舗や現場で行われ、以下の内容について確認します。
なお、工務店によっては現場確認のみで、建築中に打ち合わせを行わないケースもあります。
注文住宅の完成後の打ち合わせは、通常1~2回行います。この打ち合わせは基本的に実際の住宅で行われ、主に以下の点をチェックします。
問題がなければ打ち合わせは1回で終了し、引き渡しに移ります。ただし、問題点があった場合は、1回目の打ち合わせで指摘し、2回目で解決策を提示する流れになります。
注文住宅の最大のメリットは、家族や自分の希望をマイホームに反映できることです。その反面、細かな選択を自分で決める必要があり、完成までに時間がかかることがあります。
そこで、打ち合わせをスムーズに進めるための3つのポイントをご紹介します。
打ち合わせをスムーズに進めるためには、まずは予算の上限を明確に設定することが重要です。
注文住宅は自由な設計が可能ですが、予算の上限を決めておかなければ「あれもこれ」と欲張ってしまい、予算オーバーになることも珍しくありません。事前に予算の上限を決めておくことで、必要な選択肢に絞ってプランを立てやすくなり、無駄のない打ち合わせを進行できます。
注文住宅の予算については、以下の記事をご覧ください。
>>注文住宅が予算オーバーする原因と解決策|費用を抑える方法を紹介
注文住宅の打ち合わせを始める前に、優先したいこだわりのポイントと、妥協できる箇所を整理しておくこともおすすめです。優先順位を決めておくことで、予算オーバーした際に削る部分を判断しやすくなります。
また、必要な要素を明確にしておくことで、あとから後悔するリスクを減らせます。例えば、「リビングの広さは絶対に譲れない」「収納スペースは多めに確保したい」といった具体的な希望を事前にまとめておくことで、打ち合わせの際に的確な要望を伝えることができます。
事前に施工事例やモデルハウスを見学しながら具体的なイメージを固めておくと、打ち合わせをよりスムーズに進行できます。
注文住宅の打ち合わせは、1回ごとに「何を決めるのか」というゴールを明確にすることもポイントです。
注文住宅では打ち合わせが複数段階にわたり行われます。目標が不明確では、話がまとまらないまま「次回に持ち越し」となり、打ち合わせの回数ばかりが増えてしまうこともあるでしょう。結果として、打ち合わせが長引く原因となり、進捗が滞ってしまいます。
そのため、最初に「部屋数」「予算」「外観」などのゴール地点をしっかり定めておくことが重要です。これにより、話が脱線したり、無駄な時間がかかったりするのを防ぎ、打ち合わせ時間を効果的に使えます。
注文住宅の打ち合わせは、理想の住まいを形にするための大切なプロセスです。とくに、施工前の打ち合わせでは家の基本設計や予算の配分を決定するため、もっとも打ち合わせ回数が多くなります。施工中は進捗確認や細かい調整が中心となり、施工後は完成した家の最終確認を行います。
打ち合わせをスムーズに進めるためには、事前に準備をすることがポイントで、それにより効率的で満足度の高い家づくりを実現できます。
エスコネクトでは、「後悔しない賢い家づくり勉強会」を開催し、家づくりの基礎知識から最新のトレンドまで、幅広い情報を提供しています。
家づくりに関する疑問や不安を解消し、より良い選択をするための一歩として、ぜひこの機会に勉強会をご活用ください。
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