STAFF BLOG
2024.07.06
S.CONNECT
開放感があり、室内へたっぷり光も取り込める「中庭」。最近では、そんな中庭に憧れて導入を検討する方も少なくなりません。
そこで今回は、中庭のある注文住宅のメリットやデメリットについて詳しく解説します。
静岡県浜松市・湖西市、愛知県豊橋市などで数々の注文住宅を手がける、エスコネクトで実際に建てられた中庭のあるお家の事例紹介、設計段階で気をつけるべきポイントなどもまとめました。是非チェックしてください。
【目次】
・中庭とは?
・中庭のある家のメリットを解説!
・中庭のある家のデメリットは?
・【浜松市】中庭のある家の施工事例をご紹介!
・中庭のある家を建てるときに気をつけたい3つのポイント
・浜松市でおしゃれな中庭のある注文住宅を建てるなら、エスコネクトにお任せください
中庭とは、建物に囲われているオープンスペースのことで、注文住宅においては建物や壁で囲われた庭を指します。
プライベートな空間でありながら外が楽しめる中庭は、機能性・利用方法もさまざま。新築住宅を建てる方のなかでも、中庭のある家の人気は高まっています。
中庭の種類は、大きく3タイプに分類されます。それぞれの特徴をみていきましょう。
四方が建物に囲まれ、外からの視線を完全に遮断できる庭タイプ。外から中庭の様子を見られる心配がないので、完全にプライベートな庭がつくれます。
建物の壁がコの字型になっており、その内側にある庭タイプ。外からの視線を遮りながら、適度な開放感も得られる庭づくりができます。
二方が建物に面している、L字型の庭タイプ。デザインがシンプルで、間取りに取り入れやすくなっています。
ここからは、中庭のある家のメリットについて、4つご紹介します。
中庭のある家は外からの自然光を取り込みやすく、部屋全体を明るくできるメリットがあります。
たとえば、北側の部屋でも中庭をつくることで、南向きの開口部を設置できるといった事例も。
また、狭小住宅や隣家との距離が近くて採光に困りそうな場合でも、中庭をつくることで解決できます。
中庭の存在によって風通しが良くなるのも大きなメリットです。
風の通り道に合わせて窓を開けることで、そのときの気候・天気に合わせて、快適な室内空間がつくれます。
中庭のメリットといえば、外部に人の目を気にしないプライベート空間ができること。
たとえば、外でDIYやバーベキューをしたりするスペースとしても有効活用できます。
中庭は、道路に面した庭と比較すると防犯性が高いといったメリットがあります。
ロの字型の中庭タイプであれば、窓を開けていても外から見られることなく、外部からの侵入リスクもほぼありません。
>>参考コラム:浜松市の治安は?犯罪の発生件数や地域で行っている防犯対策、安心した家づくりができるエリアを紹介
>>参考コラム:湖西市は治安が良い?注文住宅におすすめのエリアもご紹介!
>>参考コラム:愛知県豊橋市の治安は?実施している防犯対策やセキュリティを高める家づくりのポイント
続いて、中庭のある家のデメリットを3つご紹介します。
敷地のなかに中庭をつくるため、相対的に居住スペースが狭くなります。
生活の大半を過ごすリビング・寝室などに十分なスペースが確保できるのか、暮らしに不便がないかなどをチェックしてから、中庭を取り入れるか検討しましょう。
中庭に面する壁には、大きな窓を採用することが多い傾向にあります。しかし、窓の面積・数が多くなることで、外気の影響を受けやすくなるといったデメリットがあります。
外気の影響を受けると冷暖房が効きにくく光熱費がアップしてしまいます。冷暖房効率を良くするためには、中庭の窓にトリプルガラスを採用するなどの工夫が必要になるでしょう。
中庭のある家は、通常の一戸建てを建てるよりもさまざまな面でコストがかかります。
外構工事をはじめ、給排水設備や照明などの工事が追加で必要になるためです。その他、実際に住み始めてから外壁や窓ガラスをきれいに維持するために建物の外皮(外壁や窓)の面積が大きい分、よりメンテナンス費用がかかります。
ちなみに、外壁や窓といった外皮の面積が増えると、建築費用は増加します。ロの字型の場合、コの字型とL字型よりも面積が多くなるので、建築費用が高くなる傾向にあります。
>>参考コラム:浜松市の建築相場と坪単価まとめ!自分の年収でできる家づくりとは?
>>参考コラム:湖西市の注文住宅の建築相場は?年収を踏まえた無理のない家づくりをご紹介
続いて、エスコネクトの手がけた施工事例をみていきましょう。今回は、浜松市内においてロの字型の中庭タイプを取り入れた、注文住宅をご紹介します。
通常の一戸建て住宅であれば、南側に大きな掃き出し窓がある間取り。しかし、こちらの物件は、南側1階部分に窓がひとつもありません。
玄関ドアが見えないので、おしゃれなショップのような雰囲気が漂うスタイリッシュな外観となっています。
玄関ホールを入ると、美しい中庭とともに開放感のある空間が広がっています。
外からは家のなかが全く見えないため、しっかりとプライバシーが守られています。
リビングダイニングの上には大きな吹き抜けもあり、白いクロスに自然光が反射して、室内はとても明るい印象です。
大きな窓ガラスに囲われた中庭であるため、開放感のあるカーテンレスな生活も実現。LDKはもちろん、室内のどこからでも中庭の緑が目に入ります。
日常の暮らしのなかに、いつも緑の癒しがあるのがうれしいポイント。とことんリラックスでき、妥協のない性能とデザインを持ちあわせる、こだわりのお家です。
エスコネクトでは、ご紹介した家のような施主様たちがこだわって建てた注文住宅や、弊社のモデルハウスなどの見学が可能です。
その他イベント、家づくり勉強会なども定期的に開催していますので、是非お気軽にご予約ください。
ここからは、中庭のある家を建てるときに気をつけておきたいポイントを3つご紹介します。これから間取りを考えていく方は、是非参考にしてください。
まずは、設計段階で中庭をつくる位置・窓サイズをよく検討しましょう。採光・風通しに効果的な設置場所・窓の大きさでないと、中庭のメリットが十分に活かされないケースも。
窓のサイズが大きくなると、住宅の耐震性・断熱性にも影響を与えますので、プロの建築家とよく相談してプラン設計するのがおすすめです。
中庭をつくるときには、雨や雪が降ったときの排水・排雪設備を考えておく必要があるでしょう。
四方が壁に囲われた「ロの字型」の中庭では、雨水や雪が庭のなかに溜まってしまいます。最悪の場合、室内に水が入ってきてしまうため十分な対策が必要です。
適切な排水設備を設置する、中庭に使用する素材は水はけの良いものを選ぶなど考えておきましょう。
中庭のある間取りを考えるときには、居住スペースの生活動線を意識するようにしましょう。
ロの字型・コの字型の中庭をつくると、向かい側に移動する際に一度外に出たり、迂回したりするなど動線が長くなりがちに。キッチンからリビングに料理を配膳するときなど、毎日の生活を想定してみましょう。
居住スペースにおける生活動線に不便がないか、十分に検討してください。
中庭のある家のメリット・デメリットや、実際の施工事例などをご紹介しました。エスコネクトは静岡県浜松市を中心に、湖西市や愛知県豊橋市などで注文住宅の設計、施工をおこなっています。
当社では建築家がお客様の暮らし方・ライフプランに寄り添った、注文住宅をご提案いたします。
また、デザイン性のみならず、品質・性能の向上に努め、夏は涼しく・冬は暖かい家づくりを心がけています。おしゃれな中庭のある家を建てたいと思っている方は、是非エスコネクトまでご相談ください。
>>浜松市で叶える中庭のある暮らし!エスコネクトのデザインについてはこちら
記事監修者:一級建築士 高地 可奈子
工学部建築学科卒業・大学院修了後、建築設計事務所勤務。建築設計事務所では、建築意匠設計、木造構造設計に携わる。その後大手経営コンサルティング会社を経て、現在は設計経験を活かしつつ、商品磨き、新メニューやツールの開発、研修などを通して工務店支援を行っています。
エスコネ
湖西市・浜松市・豊橋市で、デザイン性に優れた注文住宅をお考えならエスコネにお任せください。建築家があなたの理想を叶える住まいをご提案いたします。土地探し・建て替え・新築一戸建てなど、お気軽にご相談ください。
イベントやモデルハウスの見学予約、
家づくりについてのご質問は
お気軽にご相談ください。