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2024.07.04
S.CONNECT
注文住宅を新築するとき、デザインや性能、土地、快適さ、間取りなど、こだわりたいポイントがたくさんあるでしょう。
なかでも間取りは、暮らしやすい家づくりを叶えるために大切なもののひとつです。しかし、具体的にどこにどのようにこだわったらいいか、悩む方も多いと思います。
今回は、間取りのこだわり方について解説していきます。浜松市周辺の注文住宅の事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【目次】
・上手な間取りのこだわり方とは?
・こだわりの間取りを叶えるためのポイント
・住み心地のいい住宅の事例紹介
・浜松市や湖西市周辺での注文住宅づくりはエスコネクトへご相談を!
注文住宅を新築するのであれば、自分たちのライフスタイルに合う間取りにこだわりたいものです。
しかし、こだわりを詰め込み過ぎて、生活しにくい空間になってしまっては後悔が生じてしまうでしょう。
どのような間取りがいいかはその家庭によって異なります。家族にとって快適な間取りにできるよう、以下のポイントに注目して考えてみましょう。
こだわりを上手に取り入れた間取りを叶えるためには、こだわりたいポイントをしっかりとまとめておくことが大切です。
今住んでいる住宅にどんな不満があるのか、新築する際にはどのように改善したいのかを具体的に書き出してみましょう。さらに、家族それぞれが持つ理想や要望も盛り込んでいきます。
間取りを検討する際には、家族のライフスタイルと間取りがマッチするかどうかを考えましょう。
例えば、夜遅くに帰宅する家族や、早朝勤務・夜勤をしている家族がいると、家族間で生活時間が異なる場合があります。その場合は「リビングなど人が集まる場所と寝室を離す」「寝室は日が当たりにくい北側に設ける」といった間取りにすると、お互いにストレスを感じにくいでしょう。
ライフスタイルを考慮した間取りであれば、生活時間が異なる家族が一緒に生活していてもストレスが生じにくくなります。このほか、来客の頻度や洗濯物を干す場所なども考慮してみるといいでしょう。
キッチンや階段の場所などは、一般的に目が届きやすいところです。しかし、家づくりをする際には目に見えない場所にもこだわることが大切です。
例えば、外からの音や日光の入り方、風の通り方、外からの視線などがあります。どんな光が入るのか、どのように風が流れるのかなど、目に見えない部分は自分たちで考えるのが難しいため、プロの意見も聞きながら間取りを検討しましょう。
ここで重要なのが予算とのバランスです。こだわりすぎてしまうと、予算がオーバーしてしまうだけでなく、家づくりにかかる時間も長くなってしまうでしょう。
こだわりを取り入れながらも予算内で収まるようにするためには、優先順位をつけることが大切です。家族のなかでこだわりたいポイントが異なるケースもありますが、予算オーバーした場合は、優先度の低いものは検討し直す必要があるでしょう。
>>参考コラム:浜松市の建築相場と坪単価まとめ!自分の年収でできる家づくりとは?
>>参考コラム:湖西市の注文住宅の建築相場は?年収を踏まえた無理のない家づくりをご紹介
このほか、ハウスメーカー選びも間取りづくりにおいて重要なポイントです。自分たちのこだわりを上手に伝えるのは、意外に難しいものです。そのため、ハウスメーカー側のヒアリング力や提案力を確認し、相性のいいハウスメーカーを選びましょう。
また、経験が豊富でセンスのある建築家がいると、生活動線や収納力など目に見えるところだけではなく、音や風、光なども計算して設計してもらえます。過去に手掛けた間取りやモデルハウスから、自分たちの好みや希望の間取りに似たものがあるかどうか確認してみましょう。
それでは、具体的にどこを・どのようにこだわるといいか、ポイントを紹介していきます。
こだわりを上手に盛り込むためには、リビングやキッチン、玄関などそれぞれの部屋の広さを検討しましょう。
リビングの場合、快適だと感じる広さは人により異なりますが、17~20畳程度であれば、十分にゆとりを感じられます。
また、部屋の広さに対して家具が大きすぎると部屋が狭く感じてしまうため、置きたい家具や家電、住宅設備などのサイズを把握してどのくらいのスペースが必要か検討することも大切です。
例えば、ダイニングスペースを考えるときには、家族全員が座れる大きさのダイニングテーブルが収まり、さらに前後左右に余白を確保できるスペースが必要です。ソファ、テレビボードなど一つひとつのサイズを確認して間取りを考えると、その部屋に必要な広さが見えてくるでしょう。
生活の快適性に欠かせないのが収納スペースです。収納にはシューズクローゼットやウォークインクローゼット、階段下収納、土間収納、パントリー、ファミリークローゼットなどがあります。
収納を検討するときは、広さだけでなくどこに収納を設置するかを考えることで、生活の快適さがグッと変わります。家事動線をシミュレーションし、どこにどんな収納を設置すると使いやすいか考えてみましょう。
家事動線や生活動線とは、家族がどのように動いて生活しているのかということです。家事動線や生活動線は、短くシンプルな方が効率よくストレスを感じにくくなります。
例えば、浴室やキッチン、洗面所などの水回りをまとめると、家事を効率よく済ませられます。
また洗濯物を干す場所と洗濯機を置く場所を近くすることも、負担の軽減になるでしょう。
キッチン周りでは、ダイニングテーブルと調理スペース、パントリーが近いと調理から片付けまでの家事がラクになります。
自然光や風通し、防音性もこだわると、生活の快適さが大きく変わるでしょう。自然光を上手に取り入れるには、立地や方角、日が差し込む時間帯などを考慮して窓を設置することが大切です。
立地が悪い土地の場合は、高窓や天井窓を設置することで自然な光を取り入れられます。風通しは風の出入り口をしっかり設け、流れを確保することが重要でしょう。暖まった空気が抜ける場所がないと、天井や2階に暖かい空気が溜まり、暖房効率に影響する場合があります。
また、生活音や周辺の環境音にもこだわって部屋の配置や間取りを考えると、より快適な家づくりができるでしょう。
>>参考コラム:注文住宅で換気が重要視される理由とは?静岡県浜松市周辺の気候も解説
最後に間取りの事例を紹介します。どんな間取りがいいかはその家庭によりさまざまなので、家づくりの参考にしてください。
こちらの住宅は、ウッドデッキにつながる広々としたリビングが特徴の間取りです。
施工主のこだわりポイントは、ウッドデッキと大きな窓、趣味を満喫できるスペースが確保できることです。
はじめから平屋を考えていたわけではなく、施工主のこだわりを建築家が上手にくみ取り、このような間取りになりました。キッチンはランドリールーム、ウォークスルークローゼットとつながり、家事の時短も叶います。
>>参考コラム:平屋の注文住宅の魅力とは?間取り等のメリットと浜松市周辺のおすすめエリア
住宅づくりの際に重視したいのが家事動線です。こちらの住宅は、家事動線や生活動線にこだわり、玄関からパントリーまでわずか4歩で辿り着きます。
パントリーの収納スペースはたっぷりと設けられているため、まとめ買いしたものをストックするのにぴったり。
忙しくて頻繁には買い物へ行けない場合に使いやすい間取りです。また、まとまった収納スペースとしてウォークスルークローゼットも設けられており、家事の時短につながっています。
こちらは、床面積が30坪でも広さを感じられる間取りづくりが特徴です。
吹き抜けやスマート筋交いを採用し、視線を遮りにくく開放感ある空間になっています。さらにリビングと吹き抜けに設けられた窓からは、自然光もたっぷりと注がれるため、日中は電気不使用で生活できるのもポイント。
始めてからのランニングコストも抑えられた間取りは、長く快適に住み続けるために重要な要素でしょう。
>>施工事例:床面積30坪でも豪邸に見せる建築家マジックの家
エスコネクトは、浜松市や湖西市、豊橋市周辺で注文住宅づくりのお手伝いをしている工務店です。
私たちの家づくりでは、お客様の日常やライフスタイルなどを知ることからスタートし、何気ない会話のなかから理想とする住宅を叶えていきます。
ヒアリング力のある建築家が、お客様の大切にしていることを把握してプランをイメージできるため、希望を可視化できるのです。
浜松市や湖西市、豊橋市周辺でこだわりある住宅づくりを考えている方は、是非ご相談ください。
>>浜松市や湖西市周辺で間取りにこだわった注文住宅が建てられる、エスコネクトの家づくりについてはこちら
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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