STAFF BLOG
2024.03.17
飯尾 祐子
こんにちは!浜松市でおしゃれな注文住宅を建築しているエスコネクトの飯尾です。
少しずつ春の気配を感じる今日この頃、花粉症の方には辛い時期となってきました。お引渡しをしたお客さまから、新居に引っ越してから花粉症の症状が和らぎました!というお声を伺います(個人差はあります)。
おそらくその効果は、換気システムの種類のおかげ…。換気というと窓の開閉でおこなう換気をイメージしがちですが、2003年に建築基準法が改正され、すべての住宅に24時間換気システムを導入することが義務化されました。
エスコネクトでは24時間換気システムに第一種換気の「澄家」を採用しています。
換気の種類としては、第一種・第二種・第三種とあり、下記の図のようになっています。
■第一種換気→給気と排気がどちらもファン
■第二種換気→給気はファン、排気は排気口
■第三種換気→給気は給気口、排気はファン
第二種換気は主にクリーンルームや病院で利用されるシステムで、一般の建物には第一種や第三種が採用されており、第三種を標準としている工務店が多いです。
第三種換気は、給気を自然換気、排気を機械換気で行う方式。給気を自然に任せることになるため、閉め切った空間などでは給気が滞り、排気の効率が落ちる場合もあります。
そして第一種換気は、給気、排気ともに機械換気の方式で、換気を計画的に行うことができます。
他にもメリットをご紹介
①熱交換しながら空気を入れ換えることができる
②床面排気
③あける穴が二箇所
④掃除が簡単
冷暖房で快適に保たれた室温を再利用(熱交換)しながら空気を入れ換えることができ、換気による温度や湿度のロスを抑えることができるため、冷暖房の効果が高まり、省エネ効果があります。
熱交換素子は特殊なフィルターを組み合わせた構造をしており、ミルフィールの様な多重構造にすることで、温度と湿度の交換を行います。
冬はせっかく暖め加湿した暖気を換気で捨てるのではなく、排気から熱と湿度を回収して再利用。
夏はせっかく冷やした冷気を換気で捨てるのではなく、排気から冷気を取り戻り、湿度を軽減して給気するので、省エネ性や快適性が向上します。
※動画での説明はこちらより☟
https://www.youtube.com/watch?v=LunifudSuZk
一般的な第三種換気システムの排気口は天井や壁の上部など屋内の高い位置に設置されているのに対し、床面に排気口があります。その理由は、アレルゲン物質や臭いは床面近くに溜まります。お子さまは大人より低い位置での生活となるため、効率よくアレルゲン物質や臭いを排気するには床面排気が大切です。
※動画での説明はこちらより☟
https://www.youtube.com/watch?v=3kwErt6zbks
一般的な第三種換気システムは各居室に換気扇が必要になり、外壁のいたるこころにフードを取り付けなければいけないのに対し、第一種換気システムは給排気の二箇所の穴をあけるだけになり、景観を損なわないこと。また、開口数が少なくすむので気密性が良くなります。
掃除をする箇所は「排気口」と「熱交換器」と「屋外給気口」の三箇所。
どれも足元や腰より低い位置にあり掃除の際、一般的な第三種換気システムの天井設置の場合、蓋を開けた際にホコリなどが降ってくることが考えられたり、高所での作業になるため掃除の際は安全にも配慮が必要となります。
※動画での説明はこちらより☟
https://www.youtube.com/watch?v=Wrk9ndpTesY
家づくりにおいて、高気密・高断熱はもはや当たり前の時代になっています。第一種換気システムで家の中の空気にもこだわり、快適な暮らしを手に入れてみてはいかがでしょうか?
エスコネでは、静岡県浜松市や湖西市、愛知県豊橋市エリアを中心に、高気密・高断熱・高耐震でおしゃれなデザインの注文住宅をお届けしています。
平屋や中庭のある家など、今までエスコネが建築してきた注文住宅の実例をご覧いただけるよう掲載しています。外観や内観の写真をはじめ、ルームツアー動画や間取りなども掲載していますのでぜひ一度ご覧ください!
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